頭蓋骨調整

頭蓋骨が歪むとはどういうことでしょうか。

人間の頭の骨は２３個のパーツから成り立っています。一つのヘルメットのようなものではなく、２３個の骨が縫合といわれる繋がりで組み合わさって出来ています。

左の図を参照してください。頭蓋骨の各パーツが色分けしています。

各パーツはきちんとはまるようになっています。ちょうど、ジグソーパズルみたいなものです。ジグソーパズルのようにきっちりとパーツが入っていて、少しも余裕がなければ全体が歪むことはありません。

頭蓋骨は呼吸と共に膨張と収縮をしています（この呼吸を１次呼吸と言って、肺呼吸とはリズムが異なります）。頭蓋骨の縫合は動くことによって時には、僅かながら、ほんの少しですが微妙にズレを起こしたりします。２３個のパーツの一つがズレると、関連して他のパーツにも影響してズレていきます。

そのようにして、各パーツのほんの少しのズレが全体として大きな歪みになっていきます。

頭蓋骨の大きな歪みといっても、頭の形が変わるほど歪むことはないのですが、少しの歪みでも脳に影響を与えます。

また、脳の疲労などの影響で頭蓋骨が歪んだりもします。

脳疲労や頭蓋骨の歪みによって、脳内物質の中の幸せホルモン（セロトニンやオキシトシン）の産生が減少することもあります。

頭蓋骨調整によってこれらの幸せホルモンの産生を促すことも期待できます。

頭蓋骨調整は、頭蓋骨の動き（これを１次呼吸と言う）を感じながら軽微な圧を頭蓋骨に加えることによって調整をおこないます。

この頭蓋骨の動きを感知することと軽微な圧というのが難しいのです。

まず、頭蓋骨は一定のリズムで膨張と収縮を繰り返しています。このリズムを１次呼吸と言います。このリズムは肺呼吸のリズムとは異なり、全身がこのリズムで動いています。

この一定のリズムを感知することは、指先がよほど敏感でないとできません。

また、このリズムを感じながら頭蓋骨に軽微な圧を加えます。この軽微な圧も指先の感覚で、頭蓋骨が動くのを感じながら圧を調整します。

これによって、頭蓋骨の歪んでいた部分が調整されて元に戻ります。

安城市の整体院、愛知気功整体では、この軽微な圧とともに気も流しますので、より頭蓋骨の歪みをしっかり調整できます。気功は内部にも届きますので、脳の奥の疲労も回復していきます。

全国の整体師、気功師でこの技を実践できる人はごく僅かしかいません。

当院では、この技を駆使できる整体師が常駐しています。