気功整体

「気なんて私は信じないよ」などと言われることがあります。「気」は信じるものでしょうか？

それでは、あなたは「放射線」を信じますか？「放射線」は信じる信じないに関わらず、存在するものです。でも、どうして存在すると分かるのですか？

それは、計測する機器があるからです。「放射線」は人間の五感では全く感じないものですが、計測器では測定できます。

よく私は「気」を信じません、という方とお話をすると、その方は決まって「気」は見えないし、感じないからとおっしゃいます。

「放射線」も同じことで、見たり感じたりはできません。「気」も測定する機器が発明されば皆さん信じるはずです。

さて、「放射線」は生物にとって危険なものです。「放射線」を浴びると、体内の細胞、さらにその中の遺伝子が破壊されます。そして、大量に浴びると生物は死に至ります。

「気」は生物にとって有益なものです。「気」を浴びると生物は元気になっていきます。

「気功」はこの「気」を用いて生物を元気にしていくことを言います。

体に気を当てると、何が起こるのでしょうか？

体に気を当てると、気の流れが良くなります。体の中には、流れがあります。

一つは血液の流れ、血流があります。もう一つはリンパ液の流れがあります。さらに、脳から脊椎にかけて脳脊髄液の流れがあります。そして、目には見えないし、感じないかもしれないけど（感じることは出来るのですが）気の流れがあります。

体の中のこれらの流れの中、一つでも流れが悪いと体は不調になっていきます。

血流の悪いところに凝りが出来るということが分かる人は多いと思います。

リンパ液の流れの悪いところにむくみが出来るということが分かる人も多いと思います。

脳脊髄液の流れが悪くなると、様々な神経症状が現れるということが分かる人は少ないかもしれませんね。

そして、これらの流れの根底には、気の流れがあるということが分かる人はごくごく少数でしょうね。

気の流れが悪くなると、血流もリンパ液も脳脊髄液も流れが悪くなります。気の流れが悪くなり、滞ったりすると気が病んできます。それが、病気です。その気の流れを元に戻してやれば、元気になります。

昔の日本人は、この気の流れや気ということが分かっていたと思います。それは、日本語の中に、気に関する言葉がたくさんあるからです。

たとえば、「病気」「元気」「空気」「大気」「気候」「気持ち」「気分」「強気」「活気」「気質」「気楽」「根気」「士気」「正気」「邪気」「平気」「本気」「勇気」「霊気」「眠気」「気転」「心意気」「雰囲気」など調べればたくさん出てきます。

どうして、このように気の付く言葉が多いのでしょう。それは、昔の日本人は、気を感じていたからだと思います。

現代人は、その気を感じる感性が鈍くなっているのです。

気は確かに存在するし、感じることができます。それを信じられない人は、感じられないだけなのです。

気を人間の体に当てると、気の流れが良くなったり、表面だけでなく奥の筋肉を緩めることができます。体の深層の筋肉が硬く凝っているために不調になっている人は気を当てることによって良くなっていきます。

それが気功療法です。

気を使える人は、特殊な能力の持ち主であるということは、ウソです。気は誰にでも使うことができます。

どんな人も、気が出ています。その出ている気を他人に当てれば、誰でも気功師として病気を治すことが出来ます。

「いや、私には出来ないですよ」と言われる方は多いと思います。でも、できない人はこの世に一人もいません。みんな出来るはずです。

ただ、上述したように、現代人の多くは、気を感じる感受性が退化していますので気を感じられないから、分からないのです。

私が気功整体をおこなっているのは、気を感じることが出来るからです。それでは、どのようにしたら気を感じることが出来るのでしょうか。

それは、よく分かりません。

私自身、ある日ふっと気を感じることが出来るようになりました。ただ、気というものを感じるようになりたいと長年思って来ました。ですから、気の存在を信じていると、そのうちふっと気を感じられるようになるかもしれません。

時々、気功を教えてくださいと頼まれることがありますが、私は何かをして気を感じられるようになった訳ではないので、教えることはできません。

安城市の整体、愛知気功整体へお越しになった方の何人かは、気功治療を受けていて、気を感じましたとおっしゃいました。