「冷え性」についての解説

冷え性の定義ははっきりしていませんが、以下のことを訴える人が冷え性だと自覚しているようです。
１　夏でも体が冷えている
２　手足が非常に冷たい
３　冬は必ず霜焼けができる

ただ、本人には自覚が無くても、体温を測ってみると３６°以下だったり、体が温かくても内臓が冷えているということもあります。
冷え性は、体のメカニズムに関係しています。体は暑い時は、皮膚の表面や末端の血管を拡張させて血流を増やすことによって外気に向けて熱を逃がします。逆に寒い時は、皮膚表面や末端の血管を収縮させて熱の拡散を防ぎ、重要な臓器の集まる体の中心部に血液を集めて、体温を維持しようとします。そのため血液が手先や足先に行き渡りにくくなり温度が下がるのです。

 冷え性は、血行不良と熱の生産不足が原因ですが、そのために生活習慣が大変関わってきます。以下に原因を挙げますが、ほとんどが生活習慣の改善によって冷え性を防ぐことができます。

また、冷え性は万病の元と言われ、肩こり、頭痛、腰痛、生理痛、不妊、不眠などの原因になったりします。

冷え性の原因について

①　エアコンなどで夏場に体を冷やす機会が多い
②　体を締め付ける下着などを着用して血液の流れを妨げている
③　生活習慣の乱れ、特に食生活に乱れがある（ファーストフードや加工食品や甘い物、これらは体を冷やす作用がある）
④　間違ったダイエットによる栄養不足で脂肪よりも筋肉が減っている
⑤　運動不足や悪い姿勢で骨盤などが歪んで血行が悪くなっている
⑥　ホルモンバランスの乱れによる自律神経の乱れがある 

冷え性が女性に多い理由

①　血管が細い
②　筋肉量が男性に比べて少ない
③　心臓のポンプ能力が弱い
④　自律神経のバランスが崩れやすい

冷え性に対しての安城市の整体、愛知気功整体の施術は、カウンセリングによってどういう生活習慣が問題になっているのかを調べて、骨格の問題なのか、筋肉の問題なのか、それともホルモンなどの内分泌の問題なのかを見極めて行います。特に、ホルモンなどの内分泌が関係しているようでしたら、頭蓋骨の調整と脳脊髄液の調整を行います。

骨盤の歪みなどで血流が悪くなっている時は骨盤矯正を行います。また、猫背などのように姿勢に問題がある時は姿勢の矯正を行います。

また、肩こりから背部のこりとなってさらに、それが腰のこりとなり、腰痛に発展していくこともあります。腰のこりや腰痛から下半身の血流が悪くなり、足の冷えにも繋がっていきます。

このように、身体のこりから血流が悪くなり、冷えへと繋がっていますので、冷え性については共通する整体施術というものではなく、その人の不調に合わせた整体施術を行っています。